ライバルと差がつく『3つ』のポイント ~part2~
面接準備を入念にするのは逆効果⁉
面接が近づいてくると聞かれることの準備をしていく方も多いかと思います。
しかし、面接では用意されたことを答えようとして、言葉が詰まったり、思い出せなくて余計にあたふたしたり、挙句の果てには、自分では気づけないことも多いですが、相手の質問に答えれていなかったり・・・
結果は、不採用…なんて経験ございませんか?
私が担当している方にお伝えしている面接の極意を3つお伝えできればと思います。
答えは覚えなくてよい!キーワードで繋いでいこう
皆さん志望動機や退職理由をはじめ、答えを暗記していく方が多いかと思います。いざ本番になったときに、頭が真っ白になった経験がありませんか?(私自身がそうです笑)
そんな方は、キーワードを使い、面接に挑みましょう🔥
自己紹介をする際の例
「◯◯◯◯(自分)と申します。幼いころから親が介護職であったことをきっかけに福祉の道に進み、現在は介護職として◯年間、特別養護老人ホームに勤務しています。特養での仕事を通じて、利用者さま一人ひとりに合わせた個別ケアを学びました。今回の転職は息子の進学に伴い、転居が必要となった為です。以前、ホームへお伺いした際の温かな雰囲気やユニット施設で個別ケアを出来る点に惹かれ応募いたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします」
一般的な内容になるかと思いますが、こちらを覚えていくのはなかなか至難の業かと思います。
そこでキーワードを使うことが必勝法となります。
自分が答えたい内容のキーワードだけを覚え、面接の中で自分の言葉で繋いでいくという方法です。
今回でいうと「親が介護職・個別ケア・息子の進学・温かな雰囲気」の4つになります。
なぜキーワードが良いかというと、2点あります。
①覚えやすい。
②自分の言葉で話すことで感情がこもる。
③リアルな雰囲気が伝わる。
どうしても覚えてきた言葉だと、相手には機械的に映ります。
そして、当たり前ですがキーワードだけであれば、緊張の中でも思い出すことが出来ますよね!
ぜひ、お試しください👍
質問に対しては、結論ファースト!
結論ファーストとはその名の通り、結論をまず最初に伝えることです。
よく聞く内容かと思いますが、思っているよりも出来ていないことが多く、ものすごく大事な要素です。
やはり我々も介護事業をおこない、介護士として働いているものとして共感出来るのですが、普段は基本的に話を聞くことには慣れていても、話をすることは苦手なんですよね(笑)
普段から、質問に対して答えを端的に言うとぶっきらぼうに聞こえますし、意識しないと出来ないことなので意外と難しいんですよね。
なので、ごくごく単純にはなりますが、面接の場面では質問に対しての答える順番は自分で決めておくのが大事です。
- 回答を最初に伝える。
- なぜそのように答えたのかの理由を伝える。
- 必要があれば、過程やエピソードを伝える。
これを心がけるだけで採用側からはしっかり話の理解を出来ている方でコミュニケーションが取りやすい判断をしてもらいやすくなることと本来言わなくてもよい不必要なことを話すリスクがなくなるのもひとつの利点ですよね!!
面接も普段と同じ会話なんです!
少し上の内容と被ることにはなりますが、これが一番大事な要素と思っています。
面接官も面接官である前に1人の人です。その面接官と話を進めていく中で相手側の求めている面接に対してのスタンス(きっちり真面目orラフな柔らかさ etc)を理解することはとても重要です。
ここでひとつ豆知識として「2:6:2の法則」というものがございます。
人間関係において、自分のことを好きでいてくれる人が2割、どちらとも言えない人が6割、嫌う人が2割いるという法則です。
ここで私が伝えたいことは、自分を嫌う人はどんなに頑張っても嫌うということです。
そして、半分以上を占めるどちらとも言えない人をどれだけこちら側に引き寄せられるかが重要だと考えます。
そのためには、相手の雰囲気や話し方、年齢や性別、話す内容・質問内容などなどに合わせて話すことが必要です。全部を気にしながら、面接の緊張感の中、最大限のパフォーマンスを発揮するのは難しいので以下3つを意識していただければと思います。
- 相手の質問に対しての答えが的確か。ずれている回答をすることもあるので要注意。わからないときは、もう一度聞きなおすor最初から結論ファーストを心がける。
- 一方的に話して、プレゼンになっていないか。相手ありきで進んでいることから、基本的には質問をして、答えを返し、それに対して質問がある。というのが望ましい状態です。
- 相手がキッチリとした態度に臨んでいるものに対して、ラフな受け答えや態度、相手にとって真剣に取り組んでいないと思われるようなことになっていないか。逆も然りです。
誰にでも伝えたいことや知ってほしいこと、準備してきた内容など様々あると思います。
一番大事なのは、相手がいることを忘れないこと。つまり、相手と会話をしていくことです。
そうすると、相手に聞かれていないことで相手が求めていないことは話すことも無くなりますし、相手からもコミュニケーションがしっかり取れる方だと評価されます。
ひとりで転職活動をしていくと、あの質問が来たらどう答えよう、どういう質問が来るのかな、どんな人が面接官なのだろう、自分は果たしてここの施設に合っているのかな?など不安を上げればキリがないと思います。
そんなときは、わたしたちつなぐ介護に任せてください。
少数精鋭でやっているので、対応出来る人数に限りがあるのは事実ですが、出来る限り転職活動を進めていくあなたの力になりたいと考えております。
わたしたちは、働くことであなただけでなく、周りの大切な人にも幸せになってもらいたいと心から考えております。ですので、転職するかどうか悩んでいる方がいれば、残る選択肢を一緒に探していきます。
出来ることなら今の職場・会社で自分の考えや思いが実現できる事が望ましいと思います。
ですので、たとえ私たちを介さなかったとしても、転職はあくまでも最終手段として進めて欲しいと思っております。困ったら、つなぐ介護に連絡くださいね。ここまでお読みいただきありがとうございました。